2024/11/23 10:30
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
2008/11/08 11:39
|
今日は初めて自分でおでんを作ってみました。 しみ込むのに時間がかかるイメージがあるんで、敬遠してたんですが、 寒くなったらおでんでしょ!ということで。 ネタは きんちゃくもち(市販のもの) 平天 スジ肉 はんぺん 茹で卵 大根 じゃがいも がんも ですね。 中でも大根が美味かったです・・・ やっぱり冬のお野菜、さすが。 結構短時間で味もしみ込んで…うんうん。満足。 でも、最近ずっと胃の調子が悪い私。 スジ肉なんか食べても大丈夫なのか!? と心配しながらバクバクモグモグ… 大丈夫みたいでした。 今日の旦那さんの健康診断の結果が気になるものだったんで、 ネタをちょこちょこ変えつつ、 ヘルシーおでん、も次回はトライしたいですな。 こんにゃく 大根 ちくわ はんぺん 糸こん じゃがいも … だけとか。 さて、本日、どうしても読みたい本があり、本屋さんへ車を走らせてまっすぐにその本を購入。 ハードカバーを買ったのは何年ぶりでしょうか。 (読んだ後ブックオフですぐに売れば、…大丈夫!) と自分に言い聞かせて思い切って購入。 湊かなえさんの「告白」という本です。 お昼の番組で紹介されて、非常に興味をひかれ、さらにはずっと前に、元学生さんが「本屋で立ち読みして一気に読んでしまった本があるんですよ~!」と言っていた本だったので、どれだけ面白いのか確認したかったのです。 で、読んでみると… ある中学校の女教師が、3学期の終業式の日に、クラス全員を前にしてある告白をする話から始まります。 すべてが登場人物の語りでつづられる小説で、第1章は、その女教師の語りが最後まで続きます。 その女教師の小さな娘は1ヶ月ほど前に学校のプールで死んでいるのが発見されてしまうわけなんですが、事故として片づけられたその件に触れ、女教師は告白します。 「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」 この先はネタバレになってしまうので、なかなか書けませんが、 すべてが語りでつづられている淡々とした空気と冷徹な女教師の視点が、ぐいぐいとこちらの興味をひきつけ、遅読家の私には珍しくその日一日で1冊読み切ってしまいました。 ページ全体を埋め尽くす改行のない語りが、その人の持つ悲しみと怒りをじわじわ伝えてきて、何やら目が離せない、そんな感じです。 それと、どんな人間(年齢や境遇)であろうと、自分の子供を殺した犯人は絶対に許さない、という、教師という職業とは一線を画している徹底した親としての気持ちが伝わってきて、その気持ちの強さに身動きできない感じでもあります。 もし自分に子供ができたとして、その子供が殺されたとしたら…(想像すらしたくないですが) 気がくるってしまうでしょうね。 女教師の精神状態も、もはや正常とはいいがたいでしょうが、それでも視点は定まっていて動くことなく、言うことはすべて冷静なんですね。それに不思議と安心感を覚えてしまうというか。 結末も、確かに、ひやっとさせられる唖然としたものでしたが、 いろんな意味でとても考えさせられる、不思議な小説でした。 …… でも、やっぱり値段が高かったので、明日にでもブックオフで早速売ります(汗) (基本、家のスペース確保のために私は読み終わったものはブックオフで売ります) あとは、自分の子供が生まれたとして、その時代には関係のない話であってほしいという願いもこめて…家には置いておきたくない、と感じました。 これがもし、中学校の読書感想文指定図書になったりしたら、… 物議を醸すでしょう…(汗) PR |
| HOME | 忍者ブログ [PR] |